幼稚園児対象の英語教室の効果
幼稚園児を対象とした英語教室に通わせることで、幼いうちからネイティブ並みの発音の良さと、日本語に置き換えることなく話せるようになるという期待から、幼いうちから通わせようとする親が多くなっています。
けれど、幼稚園児の頃から習い始めたからといって、必ずしも話せるようになるとは限らないことを覚えておく必要があります。
この年頃の年齢の子は、何をするにも楽しいということが最優先となるからです。
幼稚園に通っている以上は、そこでの集団生活によってある程度しなければならないことを我慢しますが、これが習い事となると、嫌なものは嫌となってしまいます。
そのため、英語を学ぶことは楽しいことであり、教室に通うことがワクワクするものであるという認識を子供に持たせられるかどうかがカギです。
幼いころから習わせることによって、達者に言葉を操れるようになるという効果を存分に引き出すには、いかにして子供に興味を持たせられるかに尽きるといっていいでしょう。
子供が大好きな音楽で英語を教える幼稚園の定番ソング
幼稚園の教育において、音楽は欠かせない要素です。
子供は音に合わせて体を自然に動かし、リズムに乗って楽しむという能力を誰に教わるでもなく持っていますので、保育施設においてはこれを大いに利用して音感を養ったりといった要素の他にも、感性を伸ばすといった面でも役立ちます。
英語を教える幼稚園でも音楽は欠かせない教育となりますが、特に子供たちに人気の英語の歌がいくつかあります。
幼稚園では比較的ゆっくりとしたメロディーの方が付いていきやすく、一緒に歌うことでしっかりとした発音を身に着けることにもなり、一石二鳥です。
日本でも採り入れられている定番ソングの筆頭といえば、ABCの歌です。
アルファベットを順番に覚えるために非常に効果的で、大人になってもアルファベットの順を考える時、無意識にこの歌を頭の中で歌っている人は多いのではないでしょうか。
この曲の発音の最大の違いは、LMNOPの部分にあります。
日本語ではひとつずつ発音しますが、アメリカでは「エレメノピー」となる点です。
アルファベットを覚えるために歌うのであれば、日本語の方が適していると言えるでしょう。